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F1GP 1976 [モータースポーツ]

F1plus.jpg昨日、会社帰りに立ち寄った本屋で買ってしまいました「F1速報 Plus vol35」
1976年のF1シーンのラウダとハントの戦いを描いた映画「RUSH」が、先週末から公開されている事を受けての、“ジェームス・ハント”&“ニキ・ラウダ”を始めとした、F1界のライバル特集号といった内容。
f1-1976.jpg二人の駆るマシンは共に名車としてF1の歴史に名を残す“マクラーレンM23”と“フェラーリ312T2”。
M23は74年のエマーソン、76年のハントと二人のチャンプを生み出し、312T2はこの76年から78年の初めまでと、共に改良を受けつつ息の長い活躍をした名車。
特に312T2は、78年の第3戦南アフリカでT3に道を譲ったものの、最後の出走の前戦ブラジルで、酷暑の中のミシュランタイヤの優位性が有ったとはいえ優勝(C.ロイテマン)してますから、完全に旧式化したわけでもなし。

ちなみに、この2台のマシン両方に乗って、しかも同じ年にレースに出走したのは、こちらはドライバーとして伝説になった“ジル・ビルヌーブ”です。
(1)77年イギリスGPにマクラーレンのNo3として、M23を駆ってF1デビュー
(2)タイトルを獲得して終盤戦を欠場したラウダに変わり、カナダ、日本GPに出走

78-M23.jpgちなみに、画像を検索してて見つけたのが、同じく歴史に残る名車の“ロータス78”と絡む、ハント(マクラーレンM26)の写真。
推測ですが、これは77年のオランダGPで、ロータスを駆るマリオ・アンドレッティが、ハントを“アウト”から抜こうとして絡んだ時かと?
この年の78、翌年の79と、速さで言えばロータスはこの2年間は最強の時期で、ハントのM26より、マリオの78は確実にコーナリングが速いことから、一気に外から抜きにかかり「ドカン」と言う結果に・・・。

この後、怒りの収まらないハントの代理で、ラウダがマリオに「あんな抜き方はF1ではすべきでない!!」と抗議に行ったらしいですが、マリオは「観客は追い抜きを見に来ているんだ。だから俺は思ったとおりにやる!!」と言い返したそうです。
まあ、その抗議に全く効果がなかったことは、次のイタリアGPで先行するジョディ・シェクターを、マリオが再び“アウト”からブチ抜いて優勝したことで明らかで(笑)

まあ、オジサンの感傷といえばそれまでですが、この時代にF1はマシンも美しいし、ドライバーの占める比率が今より大きくて面白かったですな。

DSCN0143-R6-1.jpgさて、先週末の大雪で積もった雪も、車や人が行き交う部分は、ほとんど乾いた状況になったものの、路肩は未だ汚れた雪が積もったままの状態。
DSCN0144-R6-2.jpg昨年の降雪時もそうでしたが、チェーンを履いたクルマによって削られたアスファルトが、小石状になって路肩に積もっており、クルマで走っていても、タイヤに張り付いた破片が、タイヤハウスに当たって盛大な音を立てる有り様。
クルマでもこれですから、自転車に至っては路肩の異物にに気を使う期間が、当分は続きそうです!?
タグ: Rush 312T2 M23 F1
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ドリームCB750

私も買いました!前売り券も!

今年もパシフィコ横浜で、ノスタルジック2daysに出ます。
よかったら寄って下さい。
by ドリームCB750 (2014-02-13 13:30) 

ZENON

手元に、この76年の3月発行の「グランプリ・F1」と言う本が有るのですが、その中の一節に
 ヘマをするヤツがいる
 ツイてないヤツがいる
 二人に一人はオダブツさ
こんな台詞があるくらい、モータースポーツに危うさが満ちていた時代ですから、今の安全性が高まったコースやマシンの時代とは、完全に別物ですね。
自分は明日、雪でも歩ける位ならば、近所のシネコンのレイトショーで見に行く予定です。
>横浜・
全然情報に触れてませんでしたが、今年も開催されるんですね。
時間の都合と天気に恵まれたならば、顔を出しに行きます。
by ZENON (2014-02-13 23:19) 

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