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身近に感じる「車離れ」 [自動車・モーターサイクル]

DSCN3153-狩野.jpgこの写真の場所は、以前は自分がクルマを駐車している駐車場の大家さんの別区画の駐車場でしたが、コンビニになるとかで取り壊し工事が始まっていました。
で、ここに駐車していたクルマ達は何処に行ったかというと、他の区画に分散されることになったようで、自分の区画にもここに有ったクルマが来ています。
※大家さんは昔からの地主なので、ここや自分の駐めている場所の他にも何区画かの駐車場を所有してます。

クルマの保険更新手続きに行ったトヨタのディーラーの人からも「最近、この辺りの地区でもクルマの所有を止める人が増えてます・・・」と商売的に結構キツイ状況になっている話を聞きましたが、確かに空きスペースが増えているようなので、一区画を潰しても保管場所の確保が出来ると判断してのコンビニ誘致なのかと思います。

保有台数.jpgJAMA(日本自動車工業会)のデータを見ても乗用車の保有台数は右肩下がり。
自分が初めてクルマを買ったのが1987年の12月でしたが、その翌年に年間販売台数の記録を更新といった記事が紙面を飾りましたが、バブルが弾けて以降は、社会環境や雇用体制の変化で一気に減少することに。

購買層.jpg特に雇用体制の変化で若者にクルマを持つ余裕が無くなったことと、ネット社会の到来やエコ意識の高まりで、若年層のクルマの購入実績はガタ落ち・・・。
若者が無理をしても買いたいと思うクルマが無いのか、それとも若者が買わないからそういったクルマが出て来ないのか、ニワトリと卵の関係みたいな話も聞きますが、やはり根本的な部分は、色んな意味で若者のクルマの優先度が下がったんでしょうね!?
数年前に久米宏氏が司会の「新ニッポン人現る!!」という番組で、あるディーラーの人が「大学生が自転車でデートをしているのを見て驚いた!!」と言った後に「でも、もしかしたら自分達の世代は、“大人になったら車を買うもの!!”と刷り込まれていたのかもしれない・・・!?」と言ってましたが、確かにコマーシャリズムによるそういった部分も有るのではないかと・・・。

VW.jpgかくいう自分はというと、年間の走行距離は2,500km程度と、自転車の半分程度の状態が続いていて、通勤定期券で都内南側の主要な駅に行けることを考えると、多分、クルマは無くても大丈夫な環境。
最近はそれに加えて、腰の問題から長時間は乗れない状況にもありますが、たまに乗ったら乗ったで「やはりクルマはクルマで良いところも・・・」と思ったりしますが、再来年の1月の車検時に、クルマの所有を続けるかどうかを改めて考えようかと思っている昨今です。
タグ:車離れ
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