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ツインリンクもてぎ&ホンダコレクションホール [自動車・モーターサイクル]

このGWの最終日の6日に、栃木県茂木に有る“ツインリンクもてぎ”に行って来ました。
会社の別の部の上司がホンダの株を持っていて、株主優待で送られてきた入場無料券を貰っていたのですが、中々行く機会がなく、期限がこの7月で切れるので、思い切ってこの連休最終日に行って来た次第。
DSCN2695-案内板.jpgここに来るのは初めてですが、常磐道の水戸北スマートICを降りてから、サーキットまでの行程がアップダウンの続く一般道を約30km!!
一時は自転車で来て帰りは輪行なんて考えもしましたが、自分の脚力じゃとてもじゃないけど辿り着けないかと・・・。
なんせ、やっと南ゲートの入り口に辿り着いてみれば、入口から料金所まで10%は有ろうかという激坂を、数百メートル登る必要があるくらいですから・・・。

DSCN2697-サーキット.jpgまあ、よくこんな山の上にホンダはサーキットを作ったもので、山を切り崩すのも資材の運搬も大変だったでしょうから、一体竣工までに幾らの資金を注ぎ込んだのか?
ちなみに天気は、雨が途中ほんの少しパラ付く程度でしたが、空模様はご覧の通りの曇り空。
DSCN2699-ホール.jpgサーキットと言っても、今日はレースの開催予定はないので、実質、目的はホンダのコレクションホールの見学のみと言った感じです。
ちなみにホールの方では「新たな世界を切り開いたバイクたち」と言う企画展を開催中。

DSCN2703-S&カブ.jpg入口付近には、ホンダの2輪と4輪の市販活動の基礎を作ったといえる、S600(500?)とスーパーカブが展示中でしたが、改めて考えてみると、自分はカブは一度も乗ったことが無いですな。
DSCN2709-アシモ1.jpgカブが今のホンダの基礎を築いたのだとしたら、これからのホンダの未来を築くかもしれないのが、CMでもお馴染みのロボット「アシモ」。
DSCN2716-アシモ2.jpg一番最初は、手前のようにいかにも悪役ロボットのような顔付きで、背丈も普通の人間より高かったですが、今では小学生高学年くらいの背丈になり、階段も走り上がる事が出来るようになりましたからの技術の進歩は凄いですな。
ちなみに、展示車両の種類と取った写真の枚数が多く、そのジャンルも分かれるので、今日は「市販2輪車編」として一区切りと言うことで。

DSCN2722-NR8.jpg企画展のコーナーに展示されていた市販NR750の隣にあったNR用V4エンジンのカットモデル。
特徴的な楕円ピストンと8バルブが見えますが、F1で楕円ピストンが禁止されているのは、これによるホンダのノウハウを封じるためとか・・・!?
DSCN2727-CX500.jpg楕円ピストンとは別の意味で革新的だった、2輪車へのターボエンジン搭載市販車を実現したのが、この「CX500」。
最も日本の街中でよく見たのは、これのノンターボ版の方でしたが・・・。
DSCN2729-XN85.jpg同時期の他メーカーのターボ車と言うことで、スズキの「XN85」も隣に展示。
確かカワサキもGPZ750のターボ仕様を出していた気がしますが、ここには有りませんでした。
DSCN2732-XN2.jpgこちらはカウルに隠れた「CX500」と違いシリンダーの後ろのターボユニットが良く見えます。
しかし4輪のRX-7とかでも、飛ばすとタービンの熱で助手席の足元が暑くなるといいますから、太股の内側にタービンを置くのは、乗っている人間の事を考えれば、やはり無理があったかと・・・?

DSCN2734-CB750.jpgカブを除けば、自分たちの世代にホンダのバイクを印象づけたのは、この「CB750」でしょう。
そう言えば、自分が初めて作ったモーターサイクルのプラモデルは、このCB750の“ワイルド7・飛葉仕様”だったはず!?(笑)
DSCN2737-VFR.jpgその隣に展示してあったのが「VFR750(RC30)」ですが、VFRの代名詞と言えば、この“プロアーム”かと。
漫画「アオバ自転車店」のネタにもなりましたが、キャノンデールのレフティを見て「あ、プロアーム!?」と思った自分達世代は多いはず!?

DSCN2744-VT.JPG80年台のバイクブームに火をつけたといえるのが、このRZ250とVT250でしょう。
しかし、このVTのエンジンブロックって、30年後の今でもVTRに基本的に引き継がれていますから、とうに開発費の元はとったはず!?
DSCN2746-MVX.jpgしかし、同じ排気量で4ストのVTでは2ストのRZには対抗しえず、結果V3エンジンのMVXに勝負はバトンタッチ。
原付の「MBX」でバイクに染まり「MVX」へ移行するライダーを、一部では“ペリカン・ステップアップ”と言ったとか?(笑)
DSCN2751-CBX4.jpgホンダのバイクブーム加熱の第二弾となったと思われるのが、この400cc4気筒の「CBX400」で、車名のX型にくねったマフラーが特徴。
まあ、今のメーカーにこんな遊び心は期待できないと思います。
DSCN2755-FX.jpg先の「CBX」が発売される前に、“400ccは2気筒で充分!!”と言う声に反抗するように4気筒で発売されて人気を博したのが、男カワサキの「FX400」。
まあ、自分たちの世代では、このマシンと言ったらば、新谷かおる氏の「ふたり鷹」でしょうね!?

DSCN2763-NSR.jpgその後、レプリカプームに突入し、鉄パイプのフレームとハンドルは、アルミのツインチューブとセパレート型に進化。
その中で最激戦区となった250cc・2ストの主役となったのが、この「NSR250」ですが、今では街中で2スト・レプリカを目にする機会も減りましたね・・・。
DSCN2768-CBX6.jpg昨今では車もダウンサイジングで、6気筒を積む車種も減りましたが、当時はこの「CBX」のように、2輪にも平気(?)で6気筒を積む時代。
しかしこれって“車体にエンジンを積んだ”というより、“エンジンに車体を付けた”って感じが拭えませんが。
DSCN2770-CB1R.jpg今でも、カラーリングは復刻されているボルドールカラーの耐久マシンのベースとなった「CB1100R」。
タンク&カウルに加えて他の部位のカラーリングと、大きなカウルのデザインも含めて、この当時のマシンでは一番かっこいいのではないかと。
DSCN2774-GLW.jpgこちらの「初代ゴールドウイング」4気筒は4気筒でも直列ではなく、スバル車を彷彿とする水平対向エンジンを搭載。
この次のタイプかどうか忘れましたが、水平対向6気筒の型式が有った気がしますが。

DSCN2779-エアラ1.jpg一見普通の4気筒CB に見えますが、普通より大きく冷却用かのスリットがあるミッションケースが普通とは異なるこのバイクは・・・。
DSCN0408-エアラ2.JPG“ホンダマチック”と名付けられた2輪用オートマチックミッションを積んだ「ホンダ・エアラ」です。
詳しいことは知りませんが、見たところ、左のステップの前に通常のミッションと同様にペダルが有りましたから、半自動タイプだったんですかね?

DSCN0409-スクーター.JPGバイクブーム&HY戦争の中で、次から次へと生み出されたのが原付スクーター。
なんか月毎に新車を出していたとかで、その都度旧型は投げ売りでは、そりゃ会社の経営も傾くってもんで(笑)
DSCN2784-モンキー.jpg原付スクーターとは別に、この「モンキーシリーズ」はオモチャ的な立ち位置だった気がします。
ただ、自分が気付かなかっただけかもしれませんが「ダックスホンダ」は無かった気がします。

DSCN2792-自転車バイク.jpg今日の最後は、文字通りホンダが2輪メーカーとして世に出たのが、これらの車両達。
まあ、最初は“湯たんぽ”を流用したタンクというくらいで、今のレベルで見れば、これをモーターサイクルと言えるかどうかは微妙ですが、これが無ければ今のホンダも無いでしょうから、歴史的な意義は大きい車両かと。
まあ、速さで言ったならば、現代の日本では免許がいるようなハイパワー電動自転車の方が、これよりは速いと思いますが・・・。

それでは、これ以外に展示されていた4輪の市販車や2輪&4輪のレーシングマシンについては、また明日以降と言うことで、今日は寝ることに・・・(笑)
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ミウラSV

CBX、FXの時代にオートバイに乗り始めていたので、いやはや懐かしい車にオートバイですね。さすがミュージアム!
>CB750
K0でしょうか。当時の千葉県での限定解除試験事前審査はこのオートバイだったように思います。
とても重くて、ちょっと変わった方法でセンタースタンドをかけるので、千葉方式なんて言われていたくらいです。
CBX1000とかNRは今でも乗ってみたいです。
2ストも久しく見ないですけど、先日のツーリングで後方排気のTZRを見かけました。
でも維持が大変ですよね。
by ミウラSV (2014-05-14 22:13) 

ZENON

これだけ色々な車種を開発・発売してもペイする位、オートバイが売れた時代だったんですよね~。
今の大型バイクユーザーは、自分達世代のリターン組が主流らしいですし、また自分達のように自転車の方に移行したメンツも多そうで、最近のバイク屋は完全に“スクーター屋”と化してますからね・・・。
レーシングマシンとかは、時間と有る時に続きを上げますので、気長に待ってください(笑)
by ZENON (2014-05-15 19:49) 

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