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サイクルモード2009 [自転車]

昨日から開催されている「サイクルモード2009」の東京会場ですが、当初の予定では明日行くつもりだったものの、昨日の雨で濡れた路面が乾いてない事等も有り、本日12日に行くことに。
自転車仲間のMiuraSVさんも、ブログの記事によると今日行くとのことだったので、チケット売り場前で待ち合わせることに。
で、70年代のスチールフレーム&ランドナー全盛時代に、自転車趣味の産湯に浸かった40代オヤジ二人が会場を回ると、結果として現在主流のカーボンフレームはほとんどスルー(笑)
結局試乗も一台もしなかったので、最新のカーボンフレーム車の情報を得たい人は、他の人のブログを読んで下さい・・・。
DSCF1651-メルクス.jpg今回の最新型フレームの中で、個人的に一番見てみたかったのが、このメルクスのスカンジウムフレーム「AMX-5」。
ブースが入口に近かったことも有り、真っ先に見に行きましたが、写真に比べて実物はどうも・・・と言った感じで、自分の欲しいリストからは脱落・・・!?

DSCF1656-チタニオ.jpg今回のショーにはコルナゴが参加していない中で、イタリア3大ブランドの一つデ・ローザは出展。
今のデ・ローザのラインナップの中で、自分が一番欲しい車種と言えば、このチタニオかと!?
しかし、ただでさえ高いチタンフレームで、おまけにデ・ローザともなれば、おいそれとは買える価格では無いのが、最大の問題です・・・。
DSCF1662-コロンバス01.jpgコロンバスの軽量スチールチューブのスピリットで組まれた見本品(!?)フレーム。
指で叩くと薄いチューブがカンカンと反響し、スチールフレームとは言え、取り扱いは結構デリケートな部類に入るでしょう。
ちなみに上に有るのは、同じコロンバス社のZONAで組まれたフレームですが、薄い感触はこちらも同じでした。
DSCF1677-ケルビム01.jpgMiuraSVさんの愛車の工房である、ケルビムのブースに有った、ほとんど冗談と言うか、悪乗りとしか思えない、ケルビム特製サドル!?
今野さん曰く「結構いけます」とのことでしたが、これで路面の悪いコースをかっ飛ばしたら、股間はどんなことになってしまうのか?(笑)
DSCF1685-XCR.jpgトマジーニと言えば、クラシカルなクロモリフレームが看板と思われますが、これは同じスチールでも、ステンレスのコロンバスXCRチューブで組まれた、その名も「X-File」
別に地球外生物が乗って来た訳では無いでしょうが、お値段はフレームのみで50万円オーバーと、こちらは地球外価格でした(笑)
ちなみに、フレームは最新金属でしたが、展示車についていたホイールは木製リム。
DSCF1687-網目.jpg火事にでも遭って、フレーム部分が焼け落ちてしまったようなカーボンフレーム。
虫に食われたようにも見えますが、確か軍隊蟻って隙間を渡る時に、自分たちの体を繋げて橋を造ると聞いたことが!?
そう思ってみると、そんな風に見えなくもないですが、このフレームって風通しが良さそうなので、横風には強いかも・・・?
DSCF1696-パナモリ.jpg永遠のベストセラーとも言える(!?)、パナソニックのクロモリフレーム、通称パナモリ。
しかし、フルオーダーが出来て、なおかつ納期も短い物が、十数万円で手に入ると考えると、何処で作っているの分からない下手なカーボンフレームの価格を考えると、決して高い物では無い気が、自分たちの世代はしますが、どうなんでしょうかね?

DSCF1669-シュウィン.jpgで、ここからはサンプル展示の旧車やパーツです。
古いシュウィンに付いていた、見るからにたわみそうな3本アームのクランク。
これで坂で体重をかけて、ダンシングなんかした日には、フロントは勝手に変速を繰り返しそうで、これに比べれば、新型クランクの剛性が何%アップなんてのは、誤差程度の向上かと!?
DSCF1682-ワイヤー.jpgで、これも展示されていたブランド不明の古いフレームに付いていた、滑車型のワイヤーガイド。
昔はBBの上側に弓形のガイドが溶接されていて、今ではBB下にプラスチック部品をネジ止めになっているワイヤーガイドですが、摩擦抵抗を嫌ったのか、こんな手のかかることをやっていた時代も有った訳で・・・。
DSCF1661-クランク.jpgこちらは、展示されていたランドナーに付いていたクランク。
メーカー等ははっきり分かりませんでしたが、この頃のクランクは、今の性能第一のモノと違い(特に某大阪のメーカー品)、工芸品的な美しさも兼ね備えているのが、有る意味当たり前だった時代のデザインなのでしょう。
DSCF1674-ダイヤ.jpgこちらはヨシガイブースの小物パーツ群。
右上には、いつの間にやら、トップチューブにブレーキワイヤーのアウターを固定する為のバンドが復刻されていました。
まあ、この手の部品は、また何時絶版になるかわからないので、今の内に買い溜めをしておいて、数年後にヤフオクで売れば、結構率の良い投資案件になる!?(笑)
DSCF1676-スギノ.jpgスギノブースの新型クランクです。
普通のクランクの、チェーンリングとアームに段差が無い物と違い、これはリングの前にクランクのアームが飛び出している形状。
でもかえって、機能的に割切ったように見える形状は、自分的には、これはこれでカッコいいと思います。
DSCF1701-ディズナ.jpgこちらは、来年発売予定のディズナのレバーコラムマウント。
アメリカのパーツメーカーから、似たような製品がでていたような気がしましたが、これを使えば、STIでは無いブレーキレバーで、Wレバーに比べればですが、手許に近い場所での変速が出来るようになるでしょう。
ただ、今の自転車のハンドル回りって、ライトとかスピードメーターとかで、取付場所のの奪い合いになっているので、実際には?な部分も有るように思いますが。。。

その後、会場を出てからMiuraSVさんと駅前の建物のフードコートで食事をすることにしたものの、テナントの案内看板には、いくつもの「閉店しました」の張り紙が。。。
こういった所にも、不況の影響が現れているのでしょうか?

さて、明日は気温は少し低そうですが、天気は安定していそうなので、久々に少し距離を稼ごうかと思っていますが、さてどこに行こうかと?
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コメント 4

ミウラSV

今日はお疲れ様でした!
>で、70年代のスチールフレーム&ランドナー全盛時代に、自転車趣味の産湯に浸かった40代オヤジ二人が会場を回ると、結果として現在主流のカーボンフレームはほとんどスルー(笑)
まさにその通りでしたね~、お互いに見事に偏ってますな。

>明日は気温は少し低そうですが、天気は安定していそうなので、久々に少し距離を稼ごうかと思っていますが、さてどこに行こうかと?
自分はいつもの日曜パターンです。葛西に出没かな。
長距離、お気をつけて!
by ミウラSV (2009-12-12 22:14) 

ニンニン

はじめましてこんばんは!
12年も前の投稿にコメントと混乱されるかもしれませんが、
先日、縁あってコロンバスのSPIRITのフレームを手に入れました。
Webで検索してもなかなかこのフレームについて記述のあるもの
がないなぁと思っていたところ、このページにたどり着きました。
2009年のサイクルモードに出品があったとございましたが、
このSPIRITとはコロンバスのオリジナルフレームとして市販は
されていたのでしょうか。
今はフレームだけなのでこれから組み上げていくのが楽しみです。
突然のコメント、失礼いたしました。

by ニンニン (2021-03-31 21:53) 

ZENON

>ニンニンさんへ
放置気味のブログなので、コメントが入るのは久しぶりでしたwww

COLUMBUSのフレームですが下記の記事にある同じカラーリングでZONAのパイプのものは何年か発売されましたが、結局SPIRITパイプのフレームは発売されなかった気がします。
https://www.sports-eirin-marutamachi.com/blog/111819.html
by ZENON (2021-04-02 23:18) 

ニンニン

ご返信ありがとうございます。
そうでしたか!ますます組み上げるのが楽しみになりました。
これからスチールパイプ沼にハマりそうです!
by ニンニン (2021-04-11 09:40) 

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