60年代・ニコンカタログ [昭和のモノ]
うちの父親は25年以上前に既に亡くなってますが、カメラが結構好きで、当時カメラが高価だったこともあり、兄曰く「親父がカメラ好きだったせいで、当時の他に家に比べて子供時代の写真は多い」とのこと。
元々ニコンFかを持っていたようですが、クルマの中に置いておいた時に、交換レンズごと盗まれるという失態を演じ、その後は廉価版のニコマートを使っていましたが、これはその時に貰ったと思われる、昭和40年代前半頃と思われる、ニコンのカメラカタログ。
表紙を入れて10ページ構成ですが、会社のスキャナーを使って取込んで見ました。
いかにも軍艦の艦橋といったファインダー部のニコンFTN。
10数年前まで、柴又に有った中古カメラ屋に、このタイプのニコンF2が有ったのですが、今にして思えば、使うかどうかは別にしても、買っておけば良かったかも?
プロアマを問わず、世界のカメラマンの間でベストセラーになったニコンFの初代。
この後F2からF6まで続くニコンのフラッグシップ機の先駆けといえますが、この当時の技術者は、フィルムが要らないカメラの時代が来ることを、想像していたのかどうか?
廉価版一眼レフの先駆けと言えるかどうかは分かりませんが、ニコンFには手が出ないユーザー向けに発売された二コーマートFT。
ちなみに、うちの親父がFを盗まれた後に購入したのが、これのブラックボディで、もう使わなくなってかなりの時間が経ちますが、一応現役機です。
なんたって、シャッターを含めて露出計以外全て機械式なので、電池が無くても、とりあえず撮影に支障はないですから・・・。
水中カメラのニコノスシリーズ。
こちらも、その後何代か続いていたようですが、特に水中撮影ではフィルム交換が要らないというデジカメのメリットの前に、消えて行ってしまったようで!?
こちらは、同じニコンでも静止画を撮るカメラでは無く、動画を撮影する、8mmは8mmでもビデオでは無くフィルム機。
当たり前といえば当たり前ですが、この当時は画像を記録する手段は全てフィルムで、静止画はJPEG、動画はMPEGなんて規格は、当時は影も形もなかった時代。
こちらも、同じく8mmフィルム機。
前のページの機械と何が違うのかは、よく分からないです(笑)
当時から今に続くニッコールレンズの交換レンズ群。
今でもニコンのレンズは他社に比べて高価なようですが、当時の所得水準からすると、これについている価格って、今以上に高価だったはず。
当然ながら電子制御機構は全く使えなくなり、他にも制限は有るそうですが、なんとか今のニコンのデジタル一眼にも装着ができる場合があるそうですから、その辺はニコンは偉いと言えるかも?
こちらは、アクセサリーキット群ですが、光学系のみのアナログと電子制御の差こそあれ、用途は今も昔も対して変らない気も!?
最後に裏表紙です。
当然ですが、東京の市外局番以降の電話番号が、今より一ケタ少ない(笑)
大井の工場は今でも有って、その前の通りには「光学通り」と言う名がついていますが、東南アジアでの生産がメインとなって今では、いつまで残るかどうか・・・?
元々ニコンFかを持っていたようですが、クルマの中に置いておいた時に、交換レンズごと盗まれるという失態を演じ、その後は廉価版のニコマートを使っていましたが、これはその時に貰ったと思われる、昭和40年代前半頃と思われる、ニコンのカメラカタログ。
表紙を入れて10ページ構成ですが、会社のスキャナーを使って取込んで見ました。
いかにも軍艦の艦橋といったファインダー部のニコンFTN。
10数年前まで、柴又に有った中古カメラ屋に、このタイプのニコンF2が有ったのですが、今にして思えば、使うかどうかは別にしても、買っておけば良かったかも?
プロアマを問わず、世界のカメラマンの間でベストセラーになったニコンFの初代。
この後F2からF6まで続くニコンのフラッグシップ機の先駆けといえますが、この当時の技術者は、フィルムが要らないカメラの時代が来ることを、想像していたのかどうか?
廉価版一眼レフの先駆けと言えるかどうかは分かりませんが、ニコンFには手が出ないユーザー向けに発売された二コーマートFT。
ちなみに、うちの親父がFを盗まれた後に購入したのが、これのブラックボディで、もう使わなくなってかなりの時間が経ちますが、一応現役機です。
なんたって、シャッターを含めて露出計以外全て機械式なので、電池が無くても、とりあえず撮影に支障はないですから・・・。
水中カメラのニコノスシリーズ。
こちらも、その後何代か続いていたようですが、特に水中撮影ではフィルム交換が要らないというデジカメのメリットの前に、消えて行ってしまったようで!?
こちらは、同じニコンでも静止画を撮るカメラでは無く、動画を撮影する、8mmは8mmでもビデオでは無くフィルム機。
当たり前といえば当たり前ですが、この当時は画像を記録する手段は全てフィルムで、静止画はJPEG、動画はMPEGなんて規格は、当時は影も形もなかった時代。
こちらも、同じく8mmフィルム機。
前のページの機械と何が違うのかは、よく分からないです(笑)
当時から今に続くニッコールレンズの交換レンズ群。
今でもニコンのレンズは他社に比べて高価なようですが、当時の所得水準からすると、これについている価格って、今以上に高価だったはず。
当然ながら電子制御機構は全く使えなくなり、他にも制限は有るそうですが、なんとか今のニコンのデジタル一眼にも装着ができる場合があるそうですから、その辺はニコンは偉いと言えるかも?
こちらは、アクセサリーキット群ですが、光学系のみのアナログと電子制御の差こそあれ、用途は今も昔も対して変らない気も!?
最後に裏表紙です。
当然ですが、東京の市外局番以降の電話番号が、今より一ケタ少ない(笑)
大井の工場は今でも有って、その前の通りには「光学通り」と言う名がついていますが、東南アジアでの生産がメインとなって今では、いつまで残るかどうか・・・?
2011-05-03 16:25
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こんにちはー、
ここまで古い物じゃないですが、F2フォトミックのカタログは何部か持っています。当時高嶺の花だったので、せめてカタログだけでもともらって来た物です~。
当時、サイクルショップヒラガのヒラガさんが自転車行にオリンパスOMを使用していた事もあり、影響でオリンパスを使い始め、結局デジ1もオリンパスな我が家。
クルマはスバル、カメラはオリンパスと、世間ではひねくれ者と揶揄される典型的なパターンとなっております(苦笑)。
今日は、天気良さそうで風も弱そうなので、関宿デビューでもしようかな?と思っています。
それではー。
by ひまねね (2011-05-04 08:11)
うちの父親は、クルマはトヨタ、カメラはニコンと、実用性重視の王道パターンでしたね(笑)
自分はクルマは、トヨタ→日産と来てますが、カメラはどちらかといえば、やはりニコン派ですかね?
ただ、一眼なら文句なしにニコンを買うんですが、自転車で持ち歩くには一眼は大きすぎるし、かといって、ニコンのコンデジはあまり良いのがないのが悩ましいと言うか!?
by ZENON (2011-05-04 23:17)