Planes of Fame Museum(アメリカ機編) [航空機]
さて、「Planes of Fame」で見た機体の紹介も、今回のアメリカ機編で撮りあえずラスト(笑)
まずは、大戦以降、B17〜B29の生産により大型機メーカーのイメージが定着したボーイングですが、こちらは小型機のP26戦闘機。
確か昔の田宮カタログに、これが有った気がするのですが、今でもラインナップされているのかどうか?
次は、ミッドウェーで日本の空母4隻を沈めたことで、日本人にとってはB29と並んでイメージの悪い(!?)ドーントレス艦上爆撃機。
しかし今では、アメリカの軍用機メーカーも統廃合が進んで、当時とはメーカー名が変ったり、無くなったりしているのが、時代の流れを感じるところで・・・。
こちらも、大戦中期以降、大和を始めとした連合艦隊の艦戦をタコ殴りにした、グラマン・アベンジャー艦上攻撃機。
前のドーントレスとこれの隣に、艦上機シリーズといった感じで、F4Uコルセアが並んでいたのですが、写真撮り損ねました・・・。
海軍機の次は陸軍航空隊機として、第二次大戦の最優秀機と言われたノースアメリカンP51。
もっとも、これは初期のアリソンエンジン搭載機なので、このダメエンジン(!?)のままだったら、P51の評価は、全く違っていたことかと。
P51と言えば、多くの人が思い浮かべるであろう、水滴が風防のP51のD型。
アメリカでは大戦期を使ったエア・レースが開催されているので、飛行可能なP51はかなり有るようですが、ここの機体は複座に改造されて、事前の予約が有れば同乗飛行が可能とのことで、もし次の機会が有れば、一度は乗ってみたいものですが!?
名前もずんぐりしたスタイルも、まさにアメリカ版「雷電」のリパブリックP47・サンダーボルト。
雷電と同様に、対戦闘機戦闘には向かないように思えますが、欧州では結構FW190とかを撃墜しているのは、戦法か数の優位だったのか!?
戦闘機としての性能はともかく、シャークマウスを世間に広めた功績は大きい(!?)、カーチスP40。
空冷のP36から水冷化されたこの機体が無ければ、後のF4Eのシャークマウスの塗装も無かったかも?
操縦席の後方にエンジンを積んだ、クルマで言うところのミッドシップレイアウトのベルP39・エアラコプラ。
まあ、理想と現実が異なることは良くある話しで、これも機首に大口径の武装が出来るということ以外、設計上の目的は果たせなかったようで、しかも前にエンジンが無いので「寒い」と言うオマケまで付いたとか!?
こちらも、日本本土にはじめて爆弾を投下したと言う点では、日本人にとって忘れることの出来ない、ノースアメリカンB25爆撃機。
ちなみに、B25による日本初空襲の時に、自分が住む葛飾区の水元かの小学校の生徒が、機銃掃射で亡くなっているという話しを、昔聞いたことが。
又々、日本人にとっては、山本五十六長官機を撃墜したことで悪名高いロッキードP38。
双胴の機体は、世界中で試作されましたが、その中で成功したといえるのは、このP38以外、ほとんど無いといえる結果に・・・。
確か「星の王子様」で有名な作家の、サン・テクジュペリは、この機体の偵察機型で出撃したまま未帰還になったとか。
時代はレシプロからジェットに変り、アメリカ最初の実用ジェット戦闘機となったP80。
ちなみに、この博物館は後述の機体のように、ジェット戦闘機は雑な屋外展示で、ジェットでも大切に保管されているのは、ミーティアとか、このP80のように、大戦中に開発されたものまでのようです。
飛行機としてはダメダメだったようですが、後世の模型化等で知名度は高い、ジービー競争機。
当時は、今のように模型化のライセンス料は無かったと思うので、今だったら6輪F1のタイレルP34と同様に、結構な収入になったかも?
写真撮影のみで立入り禁止となっている精密作業区画で復元中の、グラマンF7F・タイガーキャット。
文字通り、一から作るレベルまで分解再生出来る技術が、エアレースの需要等で維持されているからこそ、70年近く前の機体を飛ばすことが出来る訳で、これは日本では逆立ちしても真似出来ないでしょう・・・。
先に述べた通り、ここでは70年代以降のジェット機は、ラフな屋外展示で痛みが激しいものばかりですが、まずはF8・クルセイダー。
「機種を上げずに翼の迎え角を上げるには、翼を上げればいいじゃないか!!」と言った、有る意味、過渡期特有の理想を求めた構造の機体。
まあ自分としては、新谷かおる氏の名作「エリア88」で、主人公の風間真が搭乗して、最初に登場した機体というイメージが強いのですが(笑)
ベトナム戦争時の主力機の一つだったA4・スカイホーク。
この時代までのジェット機は、何処かレシプロ機の雰囲気も残している気がして、以外に好きなので、これもハセガワのキットを作った記憶が。
3ケタの機体番号の、通称「センチュリーシリーズ」の最初の機体の、ノースアメリカンF100・スーパーセイバー。
これも自分の中では、エリア88で、ミッキーが最初に乗っていた機体のイメージです。
とりあえず「Planes of Fame」で見た機体の紹介は、これで一区切りということで。
他にも、サンディエゴで、かって横須賀を母港としていた空母のミッドウェー等、色々なものを見ることが出来ましたが、それは何かのついでにでも、アップしようかとおもってます!?
まずは、大戦以降、B17〜B29の生産により大型機メーカーのイメージが定着したボーイングですが、こちらは小型機のP26戦闘機。
確か昔の田宮カタログに、これが有った気がするのですが、今でもラインナップされているのかどうか?
次は、ミッドウェーで日本の空母4隻を沈めたことで、日本人にとってはB29と並んでイメージの悪い(!?)ドーントレス艦上爆撃機。
しかし今では、アメリカの軍用機メーカーも統廃合が進んで、当時とはメーカー名が変ったり、無くなったりしているのが、時代の流れを感じるところで・・・。
こちらも、大戦中期以降、大和を始めとした連合艦隊の艦戦をタコ殴りにした、グラマン・アベンジャー艦上攻撃機。
前のドーントレスとこれの隣に、艦上機シリーズといった感じで、F4Uコルセアが並んでいたのですが、写真撮り損ねました・・・。
海軍機の次は陸軍航空隊機として、第二次大戦の最優秀機と言われたノースアメリカンP51。
もっとも、これは初期のアリソンエンジン搭載機なので、このダメエンジン(!?)のままだったら、P51の評価は、全く違っていたことかと。
P51と言えば、多くの人が思い浮かべるであろう、水滴が風防のP51のD型。
アメリカでは大戦期を使ったエア・レースが開催されているので、飛行可能なP51はかなり有るようですが、ここの機体は複座に改造されて、事前の予約が有れば同乗飛行が可能とのことで、もし次の機会が有れば、一度は乗ってみたいものですが!?
名前もずんぐりしたスタイルも、まさにアメリカ版「雷電」のリパブリックP47・サンダーボルト。
雷電と同様に、対戦闘機戦闘には向かないように思えますが、欧州では結構FW190とかを撃墜しているのは、戦法か数の優位だったのか!?
戦闘機としての性能はともかく、シャークマウスを世間に広めた功績は大きい(!?)、カーチスP40。
空冷のP36から水冷化されたこの機体が無ければ、後のF4Eのシャークマウスの塗装も無かったかも?
操縦席の後方にエンジンを積んだ、クルマで言うところのミッドシップレイアウトのベルP39・エアラコプラ。
まあ、理想と現実が異なることは良くある話しで、これも機首に大口径の武装が出来るということ以外、設計上の目的は果たせなかったようで、しかも前にエンジンが無いので「寒い」と言うオマケまで付いたとか!?
こちらも、日本本土にはじめて爆弾を投下したと言う点では、日本人にとって忘れることの出来ない、ノースアメリカンB25爆撃機。
ちなみに、B25による日本初空襲の時に、自分が住む葛飾区の水元かの小学校の生徒が、機銃掃射で亡くなっているという話しを、昔聞いたことが。
又々、日本人にとっては、山本五十六長官機を撃墜したことで悪名高いロッキードP38。
双胴の機体は、世界中で試作されましたが、その中で成功したといえるのは、このP38以外、ほとんど無いといえる結果に・・・。
確か「星の王子様」で有名な作家の、サン・テクジュペリは、この機体の偵察機型で出撃したまま未帰還になったとか。
時代はレシプロからジェットに変り、アメリカ最初の実用ジェット戦闘機となったP80。
ちなみに、この博物館は後述の機体のように、ジェット戦闘機は雑な屋外展示で、ジェットでも大切に保管されているのは、ミーティアとか、このP80のように、大戦中に開発されたものまでのようです。
飛行機としてはダメダメだったようですが、後世の模型化等で知名度は高い、ジービー競争機。
当時は、今のように模型化のライセンス料は無かったと思うので、今だったら6輪F1のタイレルP34と同様に、結構な収入になったかも?
写真撮影のみで立入り禁止となっている精密作業区画で復元中の、グラマンF7F・タイガーキャット。
文字通り、一から作るレベルまで分解再生出来る技術が、エアレースの需要等で維持されているからこそ、70年近く前の機体を飛ばすことが出来る訳で、これは日本では逆立ちしても真似出来ないでしょう・・・。
先に述べた通り、ここでは70年代以降のジェット機は、ラフな屋外展示で痛みが激しいものばかりですが、まずはF8・クルセイダー。
「機種を上げずに翼の迎え角を上げるには、翼を上げればいいじゃないか!!」と言った、有る意味、過渡期特有の理想を求めた構造の機体。
まあ自分としては、新谷かおる氏の名作「エリア88」で、主人公の風間真が搭乗して、最初に登場した機体というイメージが強いのですが(笑)
ベトナム戦争時の主力機の一つだったA4・スカイホーク。
この時代までのジェット機は、何処かレシプロ機の雰囲気も残している気がして、以外に好きなので、これもハセガワのキットを作った記憶が。
3ケタの機体番号の、通称「センチュリーシリーズ」の最初の機体の、ノースアメリカンF100・スーパーセイバー。
これも自分の中では、エリア88で、ミッキーが最初に乗っていた機体のイメージです。
とりあえず「Planes of Fame」で見た機体の紹介は、これで一区切りということで。
他にも、サンディエゴで、かって横須賀を母港としていた空母のミッドウェー等、色々なものを見ることが出来ましたが、それは何かのついでにでも、アップしようかとおもってます!?
2012-06-03 19:14
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米軍機編来ましたね~。
自前の機体だから当時の新品(?)を展示できているのかなぁ。
艦爆なんかも保存状態は良さそうですね。
ドーントレスは急降下制動板がよく見えます。これはありがたい・・・。
しっかし、アベンジャーやサンダーボルトを見るとホントにエンジンがデカいですね。
もう見るからにマッチョ系な大馬力臭がプンプンします(^-^)
この横に栄や金星シリーズを置いたら、やっぱりちっこく見えるんだろうなぁ(汗)
>日本では逆立ちしても真似出来ない
これは確かに無理っぽいですねぇ。
こういう技術が民間でも維持されてるのがアメリカって国の凄いトコですね。
日本だと技術はあっても「市民団体」あたりが足を引っ張りそうな雰囲気。
歴史のひとコマとして保存しようと考えられる懐の深さは素晴らしいと思います。
>F8、A4、F100
シン・グレッグ・ミッキーと、AREA88トリオの機体が勢揃いですな。
スカイホークの後方に見える機体は何でしょう?
by HAL9000 (2012-06-10 21:09)
>>HALさんへ
>エンジンがデカい・・・
自分が中学くらいの時に、ハセガワの1/72シリーズで、P47が発売されたのですが、それまでの零戦とかが200円だったのに、一気に300円になってて「高ッ!!」と思いましたが、買ってみて納得でした・・・。
だって、どう見ても使っているプラスチックの量が、1.5倍以上は有りそうでしたから(笑)
ちなみに、このドーントレスにアベンジャー、P47も、飛行可能なようです!!
>スカイホークの後方・・・
サイトの所蔵機リストを見てみたんですが、どうも分からないですね!?
色と、畳める翼からして、艦上機系だとは思われますが。。。
by ZENON (2012-06-11 22:07)