冬とともに去りぬ･･･。

先週末から東京の桜も一斉に咲き始め、完全に冬から春になった感じですが、冬の終わりと共に自分の周りのモノが、その歴史を閉じています。
自分たちの世代になら、そのOPフレーズ「ヤン坊!! マー坊!! 天気予報!!」が頭に染み付いているはずの『ヤン坊マー坊天気予報』が55年の歴史に幕を閉じました。

何年か前に東京のテレビ番組での放送は終了し、地方局でのCMを残すのみだったそうですが、この3月末でテレビから完全に姿を消すことになったとか。
また一つ昭和の形を残すものが消えることになりましたが、それも時代の流れといえばそれまでですが、個人的には問題なのは、それに変わる上質なものが今の時代には出て来ないことなのではないかと？

こちらは、ごく個人的なことですが、自分の車の部品の面倒を見てもらっていたお店から届いた「閉店のお知らせ」メール。
跡継ぎのいない個人商店ですし、店も次の商売への模様替えをしていたので、そろそろかなとは思っていましたが、いきなりの連絡で少々パニクりました。
クルマに関しては、以前足回り部品の交換や、アーシング等をしてもらい、部品を持ち込んでの交換作業も快くやってくれた墨田区に有った「東京自動車エンジン」さんも、震災で機材に影響が出たことと、店主の体調等もあり、再開を断念し閉店してしまったので、改めて信用できる“大人の自動車のお店”を探さないと、自分の17年落ちの道楽グルマの維持に問題が出るかも･･･。

こちらは近所にあった「高乃湯」と言う銭湯ですが、こちらも先月末を持って廃業となりました。
聞いたところでは、この銭湯が開業したのは昭和39年と自分と同い年で、建物を建て替えたのが昭和60年と、こちらは自分の父親がなくなったのと同じ年。
これで葛飾区の中川から東の銭湯は、4店を残すのみに･･･。

自分の以前の勤め先は平成9年の初夏に倒産しましたが、その会社が加入していた厚生年金基金から届いた一通の手紙。
以前から、基金のサイト等で情報を得ていたので、開ける前から内容は予想出来ましたが、予想通り基金の解散通知です。
まあ、昨今の運用利率の低下と少子高齢化の中では、他の同様の基金の例に漏れず、解散は仕方がないと言うべきかと･･･!?
ちなみに先月末日に、仕事で京葉線の「千葉みなと」の駅に行ったのですが、こちらのみどりの窓口も、この日を最後に閉鎖との張り紙が。
まあ、この駅の乗降客数とネットの進歩、効率等を考えれば、閉鎖の判断に間違いはないのでしょうが、やはり一抹の寂しさを感じます。


人が歳をとり、古くからの店が無くなっても、季節は巡って桜は咲きます。
という訳で、変なタイミングでサクラが咲いたことに文句を言いつつ、川沿いの桜並木を写真の収めようと、昨日は埼玉方面に北上ルートで自転車を走らせました。
ただ、やはりこの一週間の雨や、前日の強風等で、かなり花びらが落ちて、花の盛りは終わってしまっていて、写真の題材としては残念な結果に･･･。

結局、三郷から松伏を経由し、古利根川に沿って春日部の駅まで行った所で折り返すことに。
ここの所、元荒川とか古利根川とか埼玉方面に北上する川沿いルートを走ってますが、江戸川CR等に比べてペースは落ちますが、風景に関しては風情や変化が有るので、今年は結構利用頻度が上がるかも？

(走行距離)
・４／０５ －　83.60km
・４月累計 －　83.60km
◎２０１４年累計 － 1,087.04km

タグ：銭湯 閉店 桜